砂漠のパスタ大作戦

 蜘蛛に転生しなかった方の、あおちゃん主人公のお話。

いや、どうせ魔法使うなら、スライム倒す奴のほうが幸せかな?

キュウベーに騙されるのとどっちがましだろうかみたいな感じの幼女戦記アニメの最新話?になるのかな。幼女戦記「砂漠のパスタ大作戦」を視聴しました。

 アニメ2期の制作発表時に放送されたやつみたい。時系列的には、アニメ一期と劇場版の間くらいかな。南方戦線でがっつり戦ってるけれど、何気にパスタのお話。

 パスタのお話といっても、ガンスリンガーガールで出てくる「パスタの国の王子様」のアンジェのお話みたく、ダークな感じではないですよ。

 いや、ガンスリよりはるかに簡単に、人間が死んでる話ではあるんだろうけれど。

 とはいえ、今回はそこらへんはあんまりスポットは当たってない。どちらかというと幼女戦記ではいつもの、補給関連かな。

 しかし、戦記物はよく補給や作戦の話が出てくるけれど、幼女戦記はこの点をより一層メインに描いてる感じかな。アニメはさすがに、戦闘シーンを多く描くために、ここら辺が削られ気味だけれど。

 まー、アニメだとどうしてもしょうがないって所ではあるのかな。なんといっても、戦翼のシグルドリーヴァでは、決戦前の作戦概要説明は、お風呂でなされてます。なんでかっていうと、おじさんたちが会議室で、今回の作戦だがとか話しても見てくれないからって原案脚本と設定考証の方が言ってた。ちなみに設定の方、ハイフリで脚本やったときに、難しい話するときはお風呂を描けって言われたらしい。

 そう考えると、幼女戦記原作はかなり異質なんですよね。何気に、おっさんが会議室で作戦話し合ってる所が面白い。ここら辺は、コミックの作者が言っていたけれど、主人公のターニャ(見た目幼女中身おっさん、たぶんCVおっさん)は、前線で活躍できるのは戦記物の主人公として普通だけれど、会議室で輝けるキャラであるって所が変わっていて面白いっていうのが大きいのかな。(銀英伝のヤンとは大違いですね。ヤンは、作戦立案はすごいけれど、だいたい会議では作戦採用されないから。プレゼン能力の差かな)